夫の海外赴任が決まった後、最初に悩んだのが、「どうやって第二子を出産するか??」でした。
当時は近くに親戚がいない環境でした。
夫がいなくなってワンオペでの出産は無理だと早々に判断し、国内での引越しを決めました。
最初は実家に行くという選択肢しかないと思っていました。
ですが、私は実家に住むことを想像するだけで涙が出るほど、実家は嫌でした。
価値観の違い、怒りっぽい父、相手の生活リズムに合わせる大変さ…などの理由です。
第一子の出産の時は実家に里帰りしたのですが、早く東京に戻りたいと思っていました。
長期休みに帰省する時も、3日間が限界だと感じていました。
そのため、今回の出産は里帰りなしを予定していたのです。
実家の近くに賃貸を借りることも考えましたが、車がないと暮らしづらい環境だったこと、近くに賃貸を借りるなんてお金が勿体無いと親に反対されてしまったこと、などもあり、その選択肢もなくなりました。
実家は嫌だ、と泣きながら夫に話しました。
結果として、東京の義実家の近くに賃貸を借りることにしました。
元々義実家との関係は良好で、時々長男を預けたりもしており、長男1人でお泊まりもできていました。
義実家は子供が大好きで、いつも全力で遊んでくれます。
長男も義実家と遊ぶのが大好きで、義実家なら私の入院中も長男が楽しく過ごせるだろうと思いました。
義実家は東京のため、私もこれまでの生活スタイルを大きく変えずに済むことも大きな魅力でした。
私は最初、(自分の親ではない)義実家に大きな負担をかけることに抵抗があったのですが、私のストレスがないことが一番だよ、と夫に言われました。
夫から義実家に協力を募り、快諾してもらい、都内での引っ越しが決まりました。
